毎月の返済額を利息と元金に分けた返済予定表を作成
元利均等返済の返済予定表を作成するシミュレーションです。毎月の返済額は一定で、返済が進むほど利息の割合が減り、元金の割合が増えていきます。表とグラフで確認でき、CSVで書き出せます。
PMT関数で毎月の返済額を求め、IPMT関数で利息分、PPMT関数で元金分を計算し、残高から元金分を差し引いていく表を回数分並べると返済予定表になります。金利は年利を12で割った月利、期間は返済回数(年数×12)で指定します。
毎月の返済額が一定で家計管理しやすい反面、返済初期は返済額の大半が利息に充てられ、元金がなかなか減らないことが最大の落とし穴です。そのため総返済額は元金均等返済より多くなり、早期の売却や借り換えの際に残債が想定より大きく残りやすくなります。
1日の遅れであれば、通常は遅延損害金が日割りで発生する程度で、すぐに信用情報に傷がつくことはないのが一般的です。ただし引き落とし不能の記録は金融機関に残るため、気づいた時点で連絡して速やかに入金するのが基本で、遅れが長期化・反復すると信用情報への登録や一括返済請求につながります。
元金と利息を合わせた毎月の返済額が、返済期間中ずっと一定になる返済方式です。返済額の内訳は月ごとに変わり、初期は利息の割合が大きく、返済が進むにつれて元金に充てられる分が増えていきます。
元金部分は「借入額÷返済回数」で毎月一定となり、これに「その月の残高×月利」で計算した利息を加えた額が毎月の返済額になります。残高が減るほど利息も減るため、返済額は初回が最も高く、以降は毎月少しずつ下がっていきます。
返済当初の高い負担に耐えられる収入があり、総返済額をできるだけ抑えたい人に向いています。教育費などの大きな支出が将来に控えている人や、早めに元金を減らして残債リスクを下げたい人にも適しています。
同じ借入額・同じ期間なら、元金均等返済より総返済額(支払う利息の合計)が多くなるのが最大のデメリットです。返済初期は元金の減りが遅いため、繰上返済や売却を考えたときに残債が多く残りやすい点も不利になります。
最終回は端数調整のため、通常の毎月返済額とわずかに異なる金額になるのが一般的です。毎月の返済額を円単位で丸めている影響で残高に過不足が出るため、最後の1回で残元金と最終月の利息を精算します。
利息の総額だけを比べれば、同じ金利・期間なら元金均等返済のほうが得になります。ただし元金均等は返済開始時の負担が重いため、家計の余裕や借入可能額との兼ね合いで、元利均等を選ぶほうが現実的なケースも多くあります。
住宅ローンや自動車ローン、教育ローンなど、まとまった借入をする際に必ず登場するのが元利均等返済(がんりきんとうへんさい)という方式です。毎月の返済額が一定になるため家計管理がしやすい反面、「実際に利息をいくら払っているのか」「元本はどのくらい減っているのか」が分かりにくいという声も多く聞かれます。このページの元利均等返済スケジュール計算機を使えば、月ごとの利息・元本の内訳、残高の推移を一覧表・グラフ・CSVで瞬時に確認できます。繰り上げ返済(追加返済)の効果も試算できるため、返済計画の最適化に役立てられます。
元利均等返済では、毎月の返済額(月払い額)はローン開始時に固定されます。計算の基本となる式は次のとおりです。
ここで n は返済回数(例:35年ローンなら420回)です。返済初期は残高が多いため利息が大きく、元本の減りは少なくなります。返済が進むにつれて残高が減り、利息の割合が下がって元本返済ペースが加速する——これが元利均等返済の特徴です。この構造を視覚的に把握することが、賢いローン管理の第一歩です。
計算機では繰り上げ返済(Sondertilgung)に対応しています。特定の月に追加で元本を返済すると、その月以降の残高が減り、以後の利息計算が小さくなります。結果として総支払利息の削減または返済期間の短縮が実現します。追加返済額・実施月を入力するだけで、どれだけ節約できるかをスケジュール表で即確認できます。
借入金額3,500万円、年利1.8%、返済期間35年(420回)で試算してみましょう。月払い額は約111,000円となります。返済スケジュールを見ると、第1回の返済では利息が約52,500円、元本返済額は約58,500円です。一方、最終回付近では利息がわずか数百円となり、ほぼ全額が元本返済に充てられます。総支払利息は約200万円超になることが分かり、節約目標を立てやすくなります。
上記と同じ条件で、返済60回目(5年後)に100万円の繰り上げ返済を行うケースを試算します。計算機に「60回目:1,000,000円追加返済」と入力すると、残高がその月に一気に減少します。結果として総支払利息が約40〜50万円削減され、返済終了が数ヶ月〜1年程度前倒しになることが確認できます。「いつ繰り上げ返済するのが最も効果的か」を複数パターンで比較検討できるのがこのツールの強みです。
借入180万円、年利3.5%、返済期間5年(60回)の場合、月払い額は約32,700円です。スケジュール表を確認すると、5年間の総支払利息は約160,000円であることが分かります。ディーラーからの見積もりと照らし合わせることで、金利条件の妥当性を自分でチェックできます。また、3年後に残債をまとめて完済する場合の残高も即座に確認できるため、乗り換えのタイミングを検討する際にも重宝します。
総支払利息だけを比較すると、元金均等返済のほうが少なくなります。元金均等返済は毎月一定額の元本を返済するため、残高の減りが速く利息の発生も少なくなるからです。ただし、返済初期の月払い額が高くなるため、収入に余裕がない時期には家計を圧迫するリスクがあります。一方、元利均等返済は月払い額が一定で資金計画を立てやすく、ほとんどの金融機関で標準となっています。どちらが有利かは収入状況や将来の見通しによって異なりますので、両方の返済スケジュールを比較して判断することをおすすめします。
本計算機は固定金利を前提とした計算を行います。変動金利ローンの場合、金利が見直されるたびに月払い額や返済スケジュールが変わるため、将来の正確な予測は困難です。ただし、「現在の金利が続いた場合」というシナリオで試算することは可能です。また、金利が上昇した場合のシナリオ(例:現在1.5%→3.0%に上昇)でも別途入力して比較することで、金利上昇リスクへの備えを確認するために活用できます。
ダウンロードしたCSVファイルはMicrosoft ExcelやGoogleスプレッドシートで開くことができます。各月の「返済日・返済額・利息・元本・残高」が列形式で整理されているため、確定申告の住宅ローン控除申請、家計管理アプリへの取り込み、銀行や税理士への資料提出など、さまざまな場面で活用できます。また、スプレッドシート上で独自のグラフを作成したり、ボーナス払いなどの独自条件を追記するための土台としても便利です。返済計画を紙で記録・保管したい方はPDF変換してご利用ください。