材料・乾燥時間を計算
このモルタル計算機は、面積・厚さ・種類・床暖房から、材料の量(kg)、歩行可能日と施工可能日までの日数、最大残留水分を求めます。セメントモルタルは1 m²・1 cmあたり21 kg、厚さ4 cmまで1 cmあたり1週間の乾燥で計算し、20 m²・5 cmなら2,100 kg・35日です。
ご意見ありがとうございます。
施工する面積(幅×長さ)に仕上げ厚を掛けると、必要な体積が立方メートルで求まります。厚みはミリメートルではなくメートルに直して計算するのがポイントです。
まず面積×厚みで必要な体積を出し、製品ごとの単位体積あたりの必要量(または袋の出来上がり容積)を当てはめて袋数や材料重量を求めます。ロスや目地への充填分を見込んで、少し余裕をもたせておきます。
できあがる体積はセメントと砂の配合比、練り水の量で変わるため、袋に記載された出来上がり容積または配合表から判断します。ドライモルタル(セメント+砂の既調合品)かセメント単体かで、結果は大きく異なります。
「一体」はセメント袋を単位とした慣用的な言い方で、出来上がり体積は配合比と加水量によって決まります。使用する製品の仕様書にある出来上がり容積を確認するのが確実です。
必要な袋数は、体積を製品一袋あたりの出来上がり容積で割って求めます。既調合のドライモルタルは袋に一袋あたりの施工容積が表示されているので、その値で割り算します。
重量から体積へは、練り上がりモルタルの密度(単位容積質量)で割って換算します。密度は砂の粒度や含水率、加水量で変わるため、製品表示の出来上がり容積を優先して使ってください。
セメント単体では体積は決まらず、混ぜる砂と水の量によって施工できる体積が決まります。配合比(セメント:砂)を決めてから、その配合での出来上がり容積を計算します。
セメント一袋だけの見かけ体積と、砂・水を混ぜた後のモルタルの出来上がり体積は別物で、後者は配合比に依存します。配合を決めないまま、一袋あたりの施工体積を断定することはできません。
配合比(セメント:砂)と目標強度によって決まり、標準配合表から立方メートルあたりのセメント質量を読み取るのが一般的です。左官用の富調合ほどセメント量は多く、貧調合ほど少なくなります。
床下地のモルタル(スクリード)を打つ前に、必要な材料の量と、床材を施工できる時期を知っておきたいものです。この無料のモルタル計算機は、面積、厚さ、モルタルの種類、床暖房から、材料の量(kg)、歩行可能になる日、床材を施工できる日、施工前の最大残留水分を表示します。
材料の量は「面積 × 厚さ(cm)× 係数」で、係数はセメントモルタル1 m²・1 cmあたり21 kg、アンハイドライトと流動モルタル20 kg、乾式14 kgです。配合比の入力や、セメント・砂・水の個別量、体積(m³)の表示はありません。温度・湿度・換気も入力しません。
セメントモルタルは厚さ4 cmまで1 cmあたり1週間(7日)、それより厚い部分は追加厚さの2乗で増えます(28日 +(厚さ − 4)² × 7)。アンハイドライトと流動モルタルは1 cmあたり5日で同じ考え方です。床暖房ありでは14日を加えます。歩行可能日は乾燥時間の15 %(最短1日)、乾式はすぐに施工できます。
| 厚さ | セメント kg/m² | セメント 施工まで日数 | アンハイドライト・流動 kg/m² | アンハイドライト・流動 日数 |
|---|---|---|---|---|
| 3 cm | 63 | 21 | 60 | 15 |
| 4 cm | 84 | 28 | 80 | 20 |
| 5 cm | 105 | 35 | 100 | 25 |
| 6 cm | 126 | 56 | 120 | 40 |
| 7 cm | 147 | 91 | 140 | 65 |
床暖房なし、通常の室内条件(約15〜22 °C、換気良好)を前提とした値です。低温や多湿では乾燥がかなり遅れるため、床材を施工する前に必ず残留水分を測定してください。
表示する最大残留水分(CM-%、カーバイド法)は、モルタルの種類と床暖房の有無で決まります。セメントモルタルは床暖房なし2.0 CM-%・床暖房あり1.8 CM-%、アンハイドライトと流動モルタル(硫酸カルシウム系)は約0.5 CM-%・0.3 CM-%です。ドイツの床暖房施工の取り決め(Schnittstellenkoordination)で一般的な値で、床暖房ありの硫酸カルシウム系では0.5 CM-%とする資料もあります。流動モルタルは硫酸カルシウム系として扱い、セメント系の場合はセメントの値が適用されます。最終的には施工業者とメーカーの指示に従ってください。
20 m²の部屋にセメントモルタルを厚さ5 cmで施工し、床暖房なしでタイルを貼る場合、材料は2,100 kg(20 × 5 × 21 kg)、5日後に歩行可能、35日後に施工可能、最大残留水分2.0 %です。厚さ4 cmなら1,680 kg・28日になります。
厚さによります。厚さ5 cmのセメントモルタルなら1 m²・1 cmあたり21 kgで、1 m²あたり105 kgです。アンハイドライトや流動モルタルは100 kgです。
このツールの目安では、セメントモルタルは4 cmまで1 cmあたり1週間、それ以上はさらに長くなり、5 cmで35日、6 cmで56日です。施工前に残留水分を測ってください。
はい。暖房の種類を選ぶと、厚さが空欄の場合は最小厚さに1 cm(温水)または0.5 cm(電気)を加え、乾燥時間に14日を加算します。配管上の必要なかぶり厚さはチェックしないため、計画した厚さを入力してください。