活動量別の1日カロリー消費量 – BMR×活動係数
このTDEE計算機は、基礎代謝量(BMR)に生活スタイルに合った活動係数を掛けることで、1日の総消費カロリーを算出します。体重の維持・減量・増量それぞれに必要なカロリー量が一目でわかります。計算には信頼性の高いミフリン・セントジョー式を採用しています。
TDEE(Total Daily Energy Expenditure)とは、1日に体が消費するカロリーの合計のことです。基礎代謝(BMR)だけでなく、日常の活動・運動によって消費されるエネルギーもすべて含んだ数値であり、ダイエット・増量・体重維持のいずれを目指す場合にも、この数値が「食事管理の出発点」となります。カロリーを何となく制限するのではなく、自分のTDEEを知ることで、科学的根拠に基づいた食事計画が立てられるようになります。このページのTDEE計算機を使えば、性別・年齢・身長・体重・活動レベルを入力するだけで、あなた専用の1日消費カロリーを瞬時に算出できます。
TDEEは次の式で求められます。
TDEE = BMR × 活動係数
まず基礎代謝(BMR)を求める必要があります。本計算機では精度の高いミフリン・セント・ジョー式(Mifflin-St Jeor Equation)を採用しています。
次に、その人の活動レベルに応じた係数をかけ合わせることでTDEEが求まります。活動係数は以下の5段階に分かれています。
算出されたTDEEをベースに、目標別のカロリー目安も表示されます。脂肪0.5kgのエネルギーは約3,500kcalとされているため、週あたりの増減量から1日のカロリー差を計算します。
性別・年齢・身長(cm)・体重(kg)をそれぞれの入力欄に正確に入力してください。特に体重は朝の起床直後に計測した値を使うと、日々のブレが少なくなります。
普段の生活スタイルに最も近い活動レベルを5段階から選んでください。「週3回ジムに行く」という方は中程度の運動(1.55)、「毎日2時間以上練習するスポーツ選手」であれば激しい運動(1.725)や非常に激しい運動(1.9)が該当します。迷ったときはひとつ低めの係数を選ぶと、カロリーを過大評価するリスクを避けられます。
入力が完了したら「計算する」ボタンをタップ・クリックしてください。BMRとTDEEが自動で算出され、目標別のカロリー目安が一覧で表示されます。
表示された4つのシナリオ(維持・週0.5kg減・週1kg減・週0.5kg増)の中から、自分の目標に合ったカロリーを確認しましょう。このカロリーが毎日の食事管理の基準値になります。
体重や活動量が変化するとTDEEも変わります。ダイエット中は特に体重が落ちるにつれてBMRが低下するため、月に1度を目安に再計算することをおすすめします。
28歳・女性・身長160cm・体重62kg・活動レベル「ほとんど運動しない(1.2)」とします。BMRは約1,400kcal、TDEEは約1,680kcalと算出されます。週0.5kgのペースで減量したい場合、1日の目標摂取カロリーは1,180kcalとなります。急激な制限ではなく緩やかな赤字を作ることで、筋肉量を維持しながら体脂肪だけを落とすことができます。
24歳・男性・身長175cm・体重70kg・週4〜5回の筋トレを行っている場合、活動レベルは「中程度(1.55)」を選択します。BMRは約1,776kcal、TDEEは約2,752kcalになります。バルクアップ(増量)を目指すなら週0.5kg増のシナリオを選び、1日約3,252kcalを摂取することが目安です。タンパク質を十分に確保しながらカロリーを増やすと、脂肪の増加を抑えつつ筋肉量を増やせます。
34歳・女性・身長158cm・体重68kg・育児中で週2〜3回のウォーキングをしているなら、活動レベルは「軽い運動(1.375)」が適切です。TDEEは約1,950kcalとなり、週1kgペースの減量には1日950kcal**という数値が出ますが、これは一般的に推奨される下限(女性1,200kcal)を下回ります。週1kgよりも週0.5kgの緩やかなペースを選ぶことで安全かつ持続可能なダイエットが実現します。
BMR(基礎代謝)は、完全に安静な状態で生命を維持するためだけに必要なカロリーです。一方TDEEは、歩く・立つ・運動するなど日常のあらゆる活動を含めた実際に1日で消費するカロリーの合計です。食事管理に使う数値としては、BMRではなくTDEEを基準にすることが重要です。BMRだけを参考にすると、実際より少ないカロリーしか消費していないと思い込み、必要以上に食事を制限してしまうリスクがあります。
活動レベルを高く設定しすぎると、TDEEが実態より大きく計算されてしまい、「食べすぎているのに痩せない」という状況が起こりがちです。逆に低く設定しすぎると、必要なカロリーを摂取できずに疲れやすくなったり、筋肉量が落ちたりすることがあります。最初は少し控えめの活動レベルを選び、2〜4週間の体重変化を観察しながら調整するのが最も現実的なアプローチです。
いいえ、TDEEは日によって変動します。運動量が多い日は消費カロリーが増え、休日にほとんど動かなければ少なくなります。本計算機で算出される数値はあくまで平均的な1日の消費カロリーの推定値です。毎日ピッタリ同じカロリーを摂取しようとするよりも、1週間の合計カロリーをおおまかに管理するほうが、ストレスなく継続しやすいと多くの専門家が推奨しています。